スポーツで結果を出せる身体づくりをお手伝いする仕事をしています。まつさか整骨院 院長 濱口哲治です。今回は、「伸展力を貯めて勝つ」についてお話しします。
以前のニュースレターで「運動では曲げることが多いので、伸ばす運動をたくさん入れることで、伸ばす力(伸展力)を貯金することがとても大切である」ことを紹介しました。 それ以降、伸展力の貯金の反響が非常に多かったので、改めて本件について別の角度からご紹介します。
伸展力がなぜ必要か
仮に、「練習すると100ポイント使う。運動すると100ポイント貯まる」と仮定します。
伸展力も楽天ポイントのように考えてみましょう。練習すると100ポイント使い、体操をすると100ポイント貯まります。やがて5000ポイント貯まると、厳しい練習で500ポイントを使っても4500ポイント残ります。
ここからがとても大切で、コツコツ貯まった2万ポイントの特典は、伸ばす力が使えるようになり、肩甲骨の動きが良くなってボールが早く投げられるようになる等、自分が持っている才能が開くのです。
では、それはどのように分かるのでしょうか?
伸展力をコツコツ鍛えて貯めていくと、ある時パフォーマンスがぐっと伸びる機会があり、ボールを投げて軽いとか、今までの力ではない力で投げられるなど、スポーツでも結果が出やすくなります。
腰椎の前弯がしっかりしてくることで、骨盤の前傾前屈ができるので、結果的に股関節のスペースができる事によって、外側に開いたり、足が上に上がったりできるようになるのです。
伸展力の鍛え方
入門編では、ゴリラ体操と右足を後ろに蹴るスタビライゼーションをします。
ゴリラで腰椎の前弯と肩甲骨を寄せて、体のS字を作ると、右足を後ろに蹴った時でもバランスを崩さずにできます。
後ろへ蹴った時に骨盤が左にスライドして犬のおしっこのようにならないように、左の骨盤を止めながら足を蹴ります。しんどいですがポイントを貯めましょう。
ゴリラ体操
スタビライゼーション
古谷式スタビライゼーションの動画はこちらからご覧になれます。
コツコツ貯めましょう
この体操は、ご自身の最大限の力でするためキツイと感じるかもしれませんが、伸展力は一攫千金のスキームではなく、コツコツ鍛えて伸展力を貯めていくことで、関節の可動域が広がったり、股関節の動きが広がり、そこから皆さんのパフォーマンスにつながっていきます。
「天才に勝つには凡人は伸展力を貯めていくことが大切」です。強くなりたい方は院長にご相談ください。
スポーツで結果を出せる身体づくりを、当院はしっかりサポートしていきます。今回は、「伸展力を貯めて勝つ」についてお話ししました。
皆さんの生活が少しでも豊かになればと思います。 まつさか整骨院を、今後ともよろしくお願いします。