先日、ぎっくり腰のお話をしたと思うのですが、 なぜぎっくり腰になるのでしょうか?
それは、ぎっくり腰になる名人だからです。
変な言い方ですが、患者さんに同じような質問をされるのでこのように説明します。
日常生活のくせ習慣が、身体の状態を左右します。腰がいつも痛くなる、よくぎっくり腰になるという方は、ぎっくり腰になる生活習慣のプロ!なんです。
腰の痛みが出たかったら、私と同じ生活してね!
とても上手に腰痛になれるよ!
と話をさせてもらってます。これをお話しすると苦笑いをよくされますが、なるほど!確かにそうゆうことかと納得していただきます。
私も、患者さんと同じ生活習慣を繰り返し行えれば 腰痛になることができますよーと、よく話に出るのが、床に座るんですよー です。
何気ない日常がぎっくり腰の原因になっている?!
寒い時期、コタツが暖をとる手段となっていることが多いと思いますが、床に座ると、腰椎の前弯がなくなります。
そうすると、骨盤が後ろに傾き腰椎の関節の噛み合わせが悪くなります。
家でいうと立て付けが悪くなるようなもの。
そうすると、補強をしないといけないですよね。そのために、人間は筋肉で補強します。
長い時間ゆっくり力を出すのが得意なインナーマッスル。
よく言われる姿勢保持筋です。
重いものを持ったりする時に大きな力を出すアウターマッスル、筋トレすると、ムキってする外から見える筋肉です。
この筋肉は大きな力を出すのは得意ですが、長い時間は苦手。
陸上に例えると、インナー=マラソン、アウター=短距離走です。
補強するには、バランスを崩した骨を支えるのに、アウターで支えてしまうことが多く、この筋肉が緊張が強くなり痛みが出ることが多いです。
なので、床に座るのは、よくないんです。
当院では、床に座る生活が多い患者さんにも、腰前弯を取り戻すための運動をお伝えしています。
私も床に座ることが多くて、腰が痛くなることが多い!という方は、一度当院にご相談ください。