整形外科医院を始めとする医療機関とも連携して、患者さんにとってベストな治療を提供しています。
それは2月上旬の出来事でした。
41歳の女性の患者さんが来院されて、 「先生、肩が痛くて、夜も寝られません。この3日間、痛みで寝られなくて困っています。五十肩でしょうか・・・」 と、左肩を押さえながら話されました。
私は患者さんから状態を詳しく聴きながら、患部やその周辺を診させて頂いたところ、 「これは五十肩(肩関節周囲炎)ではない。石灰沈着性腱板炎だな。」 と判断することができました。
石灰沈着性腱板炎の場合、当院で治療する前に整形外科の医師に診てもらい、腱板に注射針を刺して沈着した石灰を破り、ミルク状の石灰を吸引してもらうことで、激痛が早く取れる可能性が高いです。
そこで、私は、患者さんに症状と治療法を説明し、普段から連携させて頂いているA整形外科クリニックさんに電話した上で、紹介状を書きました。
そして、患者さんに 「この紹介状をもって、まずはA整形外科クリニックさんへ行き、石灰を吸引してもらってきてください。」 とお伝えして、さっそくA整形外科クリニックさんへ行って頂きました。
数日後、A整形外科クリニックさんでの治療を終えた患者さんが再来され、 「おかげ様でスムーズに治療してもらえました。私が説明するよりも上手に濱口先生が症状を整形外科の先生に伝えて下さっていたので、とても助かりました。」 と、たいへん喜んで頂くことができました。そして、当院でこの先も痛みが出にくくするような治療を提供させて頂きました。
このように当院では、患者さんにより安心して治療に専念していただけるように医療機関との連携をとっています。
私はこれまでに、18万人以上の患者さんの痛みと向き合ってきた10年を超える実績(※2015年3月現在)がありますので、患者さんの外傷に対してどのような治療がベストなのかが分かります。
そして、その治療法が当院で対応できない場合は、決して患者さんを抱え込もうとするのではなく、患者さんの立場でベストな治療先をご紹介させて頂いています。
だから、医療の窓口として、「どこにかかれば良いのか分からない」といった場合でも、症状や環境に応じて医療機関をご紹介することができますので、もし皆さんのお知り合いで、肩や腰やヒザなど、身体に痛みを感じている方がいらっしゃれば、 「 “どこにかかれば良いのか分からない”といった場合でも、医療の窓口として、症状や環境に応じて医療機関の紹介もしてくれる整骨院があるよ。」 と、お伝え頂ければと思います。
皆さんの「外傷の掛かりつけ医」のような存在でありたいと思っています。 まつさか整骨院を、今後ともよろしくお願いします。