子供たちの伸び伸びスポーツできる身体づくりをサポートしています。まつさか整骨院 院長 濱口哲治です。
先日、松阪市内の高校でバレーボール部に所属している選手が来院され、「足が痛いのです。特にすねの部分が・・・」と相談を受けました。
スポーツをしている子供に多く発症するシンスプリント
詳しく診察させてもらったところ、「シンスプリント」であると分かりました。
スポーツをしている子供に多く発症するシンスプリントは、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害で、過度の運動量、運動時間、運動内容、日数またはフォームの変更、硬い路面、薄く硬いシューズ(踵の摩耗)、下肢の形態異常(O脚、回内足、扁平足など)、股・膝・足関節の柔軟性低下、足関節可動制限などが発生の誘因とされています。
シンスプリントの治療法は、他院では運動を中止して安静にするように指導することが多いようですが、実はそれだけではなかなか改善には至りません。
すねの骨の内側に痛みを感じる症状ですが、問題は足首、膝関節、股関節の動作不良も考えられます。
シンスプリントを引き起こす要因
具体的例を挙げると、
- 足の土踏まずが、無くなっている
- 膝が内側に入りやすい
- 股関節が外に行きやすい
- がにまたで立つ、歩く
- 姿勢が猫背であったり、身体にゆがみがあったりする
など、様々な要因が関係します。
治療と予防法の指導を行っています
当院では、シンスプリントの症状の場合、痛みのある患部だけでなく、足首、膝、股関節など広い範囲を検査し、原因を突き止めたうえで治療を行います。
本当にどこが悪いのかを突き止めたうえで、痛みをとる治療を施しつつ、そうした痛みとサヨナラするための予防法となるストレッチ体操の仕方をサポートしています。
先月号でご紹介した背筋のトレーニングは、シンスプリントの治療や予防に効果的です。
私は、バレーボールに限らず、サッカーや野球、バスケットボール、陸上競技など、あらゆるスポーツにおいて、「どうしたら力が無理なく発揮されやすく、そして、身体を傷めずケガをし難いフォームなのか」を知っています。
なぜなら、私は体育の教員免許やスポーツトレーナーの免許を持っている上、実際にスポーツの現場に出て経験を積んできているので、スポーツにおける身体の使い方に精通しているのです。
選手一人ひとりの個性を大事に、ケガを招いた本当の原因を分析し、それに応じた治療やストレッチ、トレーニングのサポートをさせて頂いています。
整形外科に既に通院されている場合でも、お気軽にご相談ください。
小学生から大人まで、痛みから自由になることを患者さんの視点でサポートしています。
スポーツ障害もお任せください。
まつさか整骨院を、今後ともよろしくお願いします。